社長になるなんて2
2016年1月に会社設立のために初会合がもたれました。 僕が綾部に来て、最大のイベントは、「やってまおか計画」という、自分の手で小屋を作ろうという本格的なワークショップでした。 今しぼりのメンバーは、この時のIターン仲間が中軸です。このワークショップは、毎月第4土日に開催され、一年間の予定でしたが、山に入って杉の大木を伐採するところから始まり、柱や梁をきざみ、ほぞを組む、本格的なワークショップで、2年半ほども続きました。土曜日の夜は、交流会という宴会で、ワークショップの時と同じく、小学生以下の子どもたち十数人もいつもそばに居る、家族丸ごとのイベントでした。 この子どもたちと、若い家族たちとの交流が、今しぼりの原点です。都会から移り住んだ、彼らの生活は、都会でのシステム化された暮らし方ではなく、何十年も何百年も前にあった、素朴ではあっても、自然に近い確かな暮らしだと思います。 災害があり、ライフラインが壊れても、たくましく生き残る、暮らし方だと感じたのです。この暮らしが、地域で安定して出来るための、収入源を作ろうということが、この会議の議題でした。 続く じいじ@珈琲大好き