樽仕込み育てる醤油

いつもお世話になっていますが、普段綾部市の里山の小さな村で小さな工房で仕事をしているため、こちらからの宣伝はこれまで、ほとんどできませんでした。
にもかかわらず、大阪や東京をはじめ、全国にファンの方が生まれて、ぼちぼち拡がってこれたのは、醤油が本来持っている力のおかげです。
醤油は、誰にでも作ることができるうえに、醤油そのものが日々美味しさを深め、その醤油に漬け込むと、肉や魚も日持ちがよくなり、さらに美味しくなるという、日本の最も大切な調味料だからなのだと、お醤油に感謝しています。
何よりこの香りと美味しさは、日本料理に欠くことはできません。
100年ほども前には、この村にも、たくさんお醤油を作っておられた方がおられました。
村に働ける仕事を作って、移住者を呼び込む力をつけたいと思いつつ、すでに72歳に近い爺さんになってしまい、あと少しできることをしたいと考えて、最近このブログを書き始めました。
写真は、うちの家に飾った育てる醤油の樽バージョンです。出来上がったもろみを入れても、育てる醤油として、ここから発酵熟成させて、家庭やお店に飾るのはどうかなと、創業当時からアイデアはありながら、できずにいました。
このバージョンの販売を、ご購入したい方はおられますか?
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